妊活

これまでの妊活

犬のドアップ

晩婚新婚生活と妊活

子供のことについて、結婚して最初の1年は何も考えずにいました。いつか自然と子供はできるだろう。そう考えていました。
私は結婚した時すでに30代後半だったので、すぐにでも病院に行けば良かった、と、妊活期間2年を経た今では切実にそう思います。もしいつか子供が欲しいと考えている方は、早めの受診をおすすめします。すぐに作りたいと思っていなくても検査しておいて損はないですから。

妊活始めました

一年経った時、婦人科の門を叩きました。初めは行くのが怖かったです。しかしお医者の立場からしたら、不妊の悩みへの対応は日常茶飯事の出来事なんだと思います。
私が、”恥ずかしいな”、”どう思われるんだろう”、と思っていても、お医者さんにとってみたら、患者のうちのひとり。私が悩んでいるような事は何も思っていないと思います。その当時、婦人科に抵抗がありました。が、ここでも過去の自分に言ってやりたい。早よ病院行きなさい。と。
初めは、子宮頸がんの検査、卵管造影、ホルモンチェック、エコーチェック等、一通り検査をし、タイミング法からスタートしました。

子宮内膜ポリープ発見 手術するかどうか

なんと、まさかのポリープが見つかりました。先生は、「こんなの小さいから赤ちゃんが産まれるときにポロッと一緒に出てきちゃうからね、気にしなくて大丈夫じゃない?!」とおっしゃいました。その当時先生の言ったことを鵜呑みにし数ヶ月放置しました。
ところが、別の病院へ行くと「取った方がいいかもね、着床する所あたりだから邪魔して妊娠しづらいのかもね」と言われ、そのポリープを手術して取ることになりました。そして何と、取った後すぐに妊娠したのです。数ヶ月返して!!泣 とはいえ、妊娠できてとても嬉しかったです。

人生山あり谷あり

とても嬉しい妊娠でしたが、約9週で流産してしまいます。人生で一番悲しい出来事でした。立ち直るまでに時間がかかりました。主人も一緒に泣いてくれ、この時この人と結婚して良かった。と心のどこかで思ったものです。(上から笑)
手術予定でしたが、その前に自然流産しました。お腹が激しく痛み、トイレに篭りました。漢方の世界では、出産は大山、流産は小産と言うようで、その話を聞いた時、それだな、と思いました。そのくらい想像を超える痛みと苦しみでした。それでも自分一人でお手洗いで出来たことなのでよっぽどの事がない限り大丈夫です。近くに家族がいた方が安心ですが。
流産の痛みは経験した人にしか分からないと思います。私も経験する前までは、ここまで苦しいものだと思っていませんでした。
その後の友人の妊娠報告も辛かったです。友人は何の悪気もなくお腹の出を写真で送ってくれますが、それも結構辛かったです。半年経った後でもです。それに心の底からおめでとうと言えない自分にも苦しみました。本当は言ってあげたいのに。今は一年ちょっと経ち、だいぶ落ち着いてきたと思います。その友達の子供も抱っこしてお祝いできました。比べても仕方ない。あの子はまた来てくれる。そう思って今も妊活をしています。

タイミング法→人工受精→体外受精

流産してから生理が3回くるまでは子宮を休めなくてはいけません。子宮をしっかり休めた後、すぐに妊活を再開しました。
子宮内膜ポリープを取った後あっさり妊娠出来たので、次もすぐ妊娠するだろうという甘い考えでした。
自己流でタイミング法を試みましたが、半年経っても出来ず、人工授精にステップアップしました。しかし、生理がきてしまい夫婦で話し合いました。
年齢の焦りもあり、体外受精にステップアップした方が良いのでは?!一度やってみたいと思い始め、初めて不妊専門のクリニックに行きました。
そこで私は採卵を1回、新鮮胚移植を1回、胚盤胞移植を1回しました。そして現在に至ります。

病院の選び方

病院選びはとても大事だと思います。Googleのクチコミ等で病院のクチコミをよく見ますが、高評価をあまり見たことがありません。デリケートな事なので、悪い評価も多いのかな、と感じたりしています。
ただ、今まで、普通の婦人科→大学病院→不妊専門クリニックと通ってきて、クチコミというのは正直あまり当てになりませんでした。良い病院というのは先生との相性もあるし、行ってみないと分からない。結果が出ればそれが全て、という考え方もできる。そういう意味でもやはり早く受診することをお勧めします。
私の場合、体外受精は、通っている鍼灸院の先生から紹介して頂いた病院へ行っています。その先生がおっしゃるには、”加藤レディースクリニック系列の病院だったらおすすめできる”との事で、私もそこを出ている先生の病院に通っています。鍼灸院の先生のお勧めできる理由としては、”実績がある”からだそうです。先生の元へ来る患者さんの実績です。
選んだ基準は、他には、通いやすさです。仕事をしているので、できるだけ会社に迷惑をかけずに通えるところを選びました。
という事で、私は周りの人にクチコミを聞く、という方法で、今の病院にたどりつきました。

以上、これまでの妊活の経緯でした。最後までお読み頂きありがとうございます。