顔面神経麻痺

顔面神経麻痺、その後①

顔面神経麻痺を発症し、約9ヶ月が経とうとしています。あっという間です。6月頭の病院での柳原法の採点結果は30/40点でした。少しおまけしてもらってこの点数です。最初は8点だったので上出来かも知れません。
半年を過ぎてから、治るペースもゆっくりになってきました。良くなってきてはいますが、完治しておらず、後遺症が少し残る覚悟をしております。
これまで、病院3箇所、鍼灸院5箇所、整体、エステ、マッサージ、ありとあらゆるものを試してきました。良い結果が出たものもあれば、共同運動を引き起こした原因でもあるのかなと感じているものもあります。
鍼灸院などで得た知識や自分のこれまでの経験値・感覚値によると、何となく、発症後半年で完治しない場合、後遺症が残る恐れがあると感じています。(中には治る方もごくわずかいらっしゃるようですが。)
私は9ヶ月が経とうとしている今現在も治療中ですので、後遺症が残るかも知れないという覚悟を決めました。とはいっても、治療に対しては前向きですし、まだ完全に諦めてはいません。できる限りのことをやってみて、それでもダメなら、後遺症と共に生きていくことを決めました。

この覚悟は簡単に決められたわけではありません。それまでに、たくさんたくさん泣きました。
けれど、やれるだけの事をやっても、どうにもならないなら、ウジウジ生きているのはもったいないな、と思うことができたのです。
これからも泣く事もあるかも知れません。
とことん落ち込んで、落ちるところまで落ちたら、あとは上がるだけです。
私なんかよりもっと辛い人もいます。足は動くし、手も動く、目も見えて、耳も聞こえ、不自由ないじゃないか。生きているだけで丸儲けじゃないか。
見た目や、顔の動きなど多少の不自由ができたけれども、私はまだまだ自由だ!
私の思考は特に自由だ!!
この病気はきっと、私に何かを気づかせようとしたのだと思います。一度立ち止まる時間を与えてくれ、自分を見つめ直すことができました。
たくさんの気づきを与えてくれましたが、まだまだ気付けることがあるかも知れません。
この病気を通して、私に何を気づかせたかったのでしょう。これからも向き合っていきたいと思います。

つづく。。。